インブリードの真逆である「アウトブリード」の概要やメリットをまとめました。

アウトブリードって何?

アウトブリードとはどんなもの?

 

ブラッドスポーツと呼ばれる競馬では、自然とインブリードが行われてしまいます。
近親交配は先天的な障害が産まれやすく、体質も弱くなるのでリスクが大きいものです。

 

しかし、それでも優秀な血をより濃く残したいとインブリードは積極的に行われています。

 

そうした中で、真逆の交配になるのがアウトブリードです。
5世代前まで遡っても共通の血が無い場合はアウトブリードに該当するのです。

 

優秀な競走馬の血が薄いアウトブリードは価値が低いのでしょうか?
アウトブリードの概要をまとめつつ、秘められた可能性について紹介したいと思います。

 

アウトブリードとは?

前述したように5世代前までに共通の祖先が居ない交配をアウトブリードと呼びます。
専門家によってはアウトクロスと呼び定義が分かれる場合もあるので、単語だけは頭の片隅に置いておきましょう。

 

さて、このアウトブリードですが、当然メリットが数多くあります。
まず近親交配ではないので先天的な病気のリスクが極めて低いのです。
特定の血が濃いということも無いので、安定した性能を持つのも特徴でしょう。

 

インブリードは優秀な部分が色濃く反映されると思いがちですが、実は弱点も色濃く反映されてしまうので必ずしも良い結果になる訳ではありません。

 

その点、アウトブリードはバランスが良く健康体なのが魅力的です。

 

同じ血統だけにならない

様々な血統があるイメージ画像

優秀な種牡馬が登場すると、どこもかしこもその競走馬の子供だらけになってしまいます。
そうなると必然的にインブリードの交配になってしまうので、競馬業界が全体的に衰退する恐れがあるでしょう。
極端な話ではありますが、そうしたリスクを回避する意味でもアウトブリードは重要な役割を持っています。

 

しかし、優秀な馬は数多くいるのでこうした懸念はあくまでも理論上の話だという意見が強いです。

 

素人がインブリードを繰り返すのではなく、競馬業界のプロフェッショナルが交配を担っている内は問題ないでしょう。

 

唐突に最強の競走馬が誕生する

アウトブリードの魅力は、唐突に爆発的な能力を持った競走馬が誕生する点です。

 

伝説になったディープインパクトも、実はアウトブリードで誕生した競走馬なのです。

 

今でこそディープインパクトの子供がたくさん産まれており、インブリードも繰り返し行われているでしょう。
インブリードで最強の競走馬を誕生させようとする人は多いですが、かつての最強はアウトブリードで誕生したというのは面白い事実です。

 

アウトブリードだから弱いと考えてしまうのは性急でしょう。
予想外の子供が誕生するのはアウトブリードならではの楽しみであり、血統を見て行く中で魅力的な部分です。
5世代前までに共通の祖先が居なければ、大物に化ける可能性があるのを忘れないでください。

ページの先頭へ戻る